にゃむ三の中学受験ブログ

偏差値43から難関校を目指す!

中受経験者の母のつぶやき

 高校の同級生で小学校からの内部進学組の友人数人から「中受経験してるから子どもに勉強を教えられていいね」と言われることがあった。長男の通塾が始まって最初は良かった。周期算、つるかめ算、最大公約数を求めたり、およその数、思い出しながら教えることが出来たが、長男が上のクラスに上がって基本的なことは自分で解けるようになり、応用問題やチャレンジ問題につまずくようになったころ。悩んでる様子を見て声をかける。「どれが分からないの?」と言って問題集を覗くとそこには見たこともないような難問の連続・・・。中受の算数の厄介なのは方程式を使ってはいけないし、むしろ使うと解けないものがあることだ。「・・・。ずいぶん難しいのやってるね。頑張ってね。(え~~~、全然分からん(-_-;)なんだこりゃ)」  30年経っても基本的なことは変わらないが、応用となると格段にレベルが上がっている。そりゃもう「格段に」なんてレベルじゃない。

 そして解き方もどんどん新しい効率的な方法が出てきているようだ。「つるかめ算の面積図。なんだそりゃ。ママの時、そんなのなかったよ。」と言う私に「大丈夫だよ、ママだって習ったら分かるようになるよ」とかなり上から目線の慰めを投げかけてくる。コッソリ習得してみるとあら便利。こうやって子どもにどんどん抜かされていく。塾様様。ありがたいことである。

回顧録(2)コロナ禍でオンライン授業始まる。準備編

 2020年2月は普通に通えていたものの3月に入るとオンライン授業なるものが始まる。この頃はオンライン授業とはいってもあらかじめ録画しておいたものを各自視聴してテキストを進めていく形。PCよりも私のスマホで流してTVにキャストする方がホワイトボードの大きさ的に見やすい。まずはリビングで勉強をさせて様子を見よう。
 4月に入るとオンデマンド授業の準備ができましたと塾からお知らせが入る。こちらはちょっと環境を整える必要がありそうだ。幸いうちには子ども&母が自由に使えるPCがある。まず次男のPCのアカウントを作成、次男のGoogleアカウントの作成、ZOOMのインストール、塾の指示によりZOOMログインの練習等々。マイク付きヘッドホンは長男のフォートナイト用を拝借することにする。(私に似て)物の扱いが雑な長男。案の定買って1年足らずのヘッドセットはその機能こそ普通に使えるものの左側から伸びているマイクが外れかけて中のコードが伸び、ブランブランぶら下がりそうなのを輪ゴムで強引に止めてある。応急処置も雑。
な・の・に「お前、絶対にこ・わ・す・な・よ」と脅しをかける傲慢さ。え?既に壊れてますが?どの口が言うか。

 取りあえず大人がいなくても次男一人でPC立ち上げから受講まで出来るようにしておきました。それが去年(2020年)の4月くらいのお話です。

回顧録(1)長男の合格に燃え尽き症候群?次男放っておきすぎ問題

 2020年の2月は長男の中学受験が無事に終わり「さぁいつもおまけの次男を本腰入れて頑張らせる番だ」と思ったのも束の間、長男の第一志望合格にホッとしすぎた?燃え尽き症候群?なかなか次男の勉強を見てあげられない。見る気にならない。
 「宿題やったの?」「忘れ物してない?」という声かけはするものの、ノートを見せてと言っても渋る、ブーたれる次男にも嫌気がさし、勉強内容までは見る気にならない。かろうじて(私が好きな)算数だけは見る。⇒偉そうに教える。⇒偉そうで次男が私にイライラ。⇒次男の態度にイライラ。の、悪循環。これじゃぁいかん、絶対私が悪いと分かってはいるものの、長男は「(私に似て?)出来が良かったんだなぁ。あいつは手が掛からなかった…」とシミジミ。
 元々「算数大好き、難問解きたい欲求炸裂、せっかち、字が汚くて読めない、人の言うことをサラッと流す」という私に激似の長男に対して、「スーパーおっとり、怒ると柄が悪い、結構引きずる」パパ似の次男。可愛いとは思っていても、勉強させる対処法が分からない…。

1年前を振り返るとこんな感じで次男というよりも私のやる気がなかなか出てこなかったようです。母のやる気スイッチはいったい何処へ・・・。